PLUS1ロード

これまでの固定概念にとらわれない、新しい道しるべになる方法を紹介します

銚子に新名所誕生!『犬吠テラステラス』

2019年最初の記事になります。引き続き、よろしくお願いします!

実は私の母方の祖母の家が、千葉県銚子市にあります。銚子と聞きますと、魚の水揚げ量が日本一出ることが真っ先に思い浮かぶかと思います。

事実そうでして、1月5日㈯の千葉日報https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190105-00010004-chibatopi-l12)付けで、2018年の全国の漁港別水揚げ量で銚子市が、8年連続日本一を達成しました!

昔の人は、「道端に魚が転がっている」と言っちゃうほど(笑)。タイやイワシを中心に魚が大量に獲れるのです。

そんな銚子市に、2019年1月1日に、新たな観光名所がオープンしました!それが、「犬吠テラステラス」です。観光スポットとして有名な犬吠埼灯台のすぐ近くに建てられました。実際にお邪魔しましたので、建物の中の様子や外の雰囲気などをたっぷりとお伝えします。

 

銚子の魅力が満載!

犬吠テラステラスの場所ですが、銚子電鉄犬吠駅から犬吠埼灯台に向かって歩いて5分ほどのところにあります。歩行者用の道路が狭いので、歩く際は注意が必要です。灯台の手前左側に食堂が連なっています。その一角にあります。

入り口周辺はこんな感じになっています。

ガラス張りになっていて、背面の海がちょうどいい感じに映っています。

肝心の1階部分ですが、(写真撮れませんでした・・・)

入って左側には、軽食(パスタや焼きそば)が食べられるカフェになっています。一人席も設置されていて海を向いていますので、眺めながら食べることができます。

 

入り口から右手に進みますと、工芸品の販売コーナーや「犬吠テラステラスギャラリー」という銚子の風景を写真に収めた展示スペースがあります。

銚子の風景や特産品はもちろん、銚子で頑張っている方の姿も展示されているので、見ていて惹きこまれました!寄る価値アリです!

 

2階へ進みますと、千葉県のお土産がズラリと並んでいるフロアになります。

銚子で獲れたサバ缶(¥250前後)が販売されていたり、銚子に本社を構える畜産企業が販売するアイスクリーム(¥300前後)など数多く販売されています。銚子以外にも、南房総びわを使った焼き菓子やゼリーも売られていて、千葉県のお土産勢揃いとなっています。眺めるだけでも楽しめますよ♪

お土産コーナー奥には、銚子出身の画家が描かれた水墨画が飾ってあります。こちらも銚子の街並みを見事にうまく表現されています。ぜひこちらは、皆さまの目で一度確かめてみてください。

 

館内はWi-Fiが完備されていますので、外国人旅行客にもお勧めできるスポットだと思います。ともあれ、雄大な太平洋を眺めながらショッピングや食事を楽しめるのは、とても魅力的です。天気がいい日は遠くの景色も眺められ、見ているだけで心地よいものになります。開放感がとてもあり、最高でした!

 

住所 千葉県銚子市犬吠埼9575‐2
電話番号 0120-25-1240
営業時間 平日10:00 - 17:00/土日祝7:00‐17:00
定休日 なし
駐車場 なし
Webサイト https://inubow-tt.com/

 

けっこうヤバいのです

新名所オープンと、銚子はいい感じと思う方もいるかもしれません。しかし、銚子市はいま、大変な状況に置かれているのはご存知でしょうか?

 

実は実は、なんと!

 

 

 

 

 

 

 

 

あと2~3年したら、財政破綻(会社でいう倒産)になる可能性が大・・・

 

 

 

 

 

・・・そうなんです。つまり、2006年に財政破綻した、北海道の夕張市のような状況になるかもしれない状況なのです。

銚子市 財政破綻」と検索すると、銚子市の今置かれている状況や原因が書かれています。

 

千葉科学大学の誘致が原因と書かれていますが、歯止めが効かない人口減少も大きな要因となっています。人口が減れば、市に支払う住民税が減るため、市への収入が減るからです。これは銚子市に限ったことではなく、ほかの市町村でも頭を抱えている問題なのです。

 

本当に銚子市の過疎化は深刻な状態です。かつて犬吠埼灯台の近くに水族館がありました。しかし、2018年1月に閉館となりました。しかも、閉館すると告げられたのは、閉館2日前という予想外の発表でした。

現在では、こんな状態です・・・。

建物だけが残っていて寂しい限りです(´・ω・`)

 

ここでは述べませんが、財政破綻をすると、市民生活にダイレクトに影響するので笑えない状況です。実は観光資源で潤っている銚子市も、現実は大変な状況に置かれているのです。どうやってこの状況を乗り越えるか、市民と行政一体となって考えていかなければなりません。

 

銚子のためにできること

ここまで危機的状況になってしまった以上、一般の人ができることは、少しでも明るい話題を届けていき、まだ広く伝わっていない魅力を全国に届けていくことが重要だと感じました。

情報をどんどん発信しながら、銚子との関係性をつくれるようにすれば、多少なりいい方向につながるきっかけになるかと思います。できることから、小さいことからコツコツと。

 

ともあれ、犬吠テラステラスは銚子の新しい観光スポットになること間違いなしなので、旅行で訪れた際は、ぜひお越しください!

 

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

次回をお楽しみに!