PLUS1ロード

これまでの固定概念にとらわれない、新しい道しるべになる方法を紹介します

防災に力を入れる理由。きっかけは・・・

実はライター業務の傍ら、防災啓発(講演)活動をしています。

とはいっても、もともとは防災にはあまり興味関心がありませんでした。小学生の時に、地元で行われていた防災フェスティバルに何度か参加したことがある程度でした。

でも今こうして、防災活動に全力を注いでいる状態です。まぁ人生何が起きるかわからないものですね。

防災を志したきっかけや思い、これまで取り組んできたことを、あまり重苦しくならないようにお伝えしていきます

 

すべては、あの東日本大震災からはじまった

防災を志す一つのきっかけとなったのが、2011年に発生した「東日本大震災」です。

当時大学1年生の春休み中であり、3月11日は、実家の千葉のアルバイト先にいました。

当時の様子を一言で表すと、

  • 救急車・消防車のサイレンが、5分間隔で鳴っていた
  • どの方角から見ても、黒煙が立ち上っていた
  • 駅の入り口は、入りきらないほど人が密集していた
  • 余震が頻発していたため、ずっと揺れている感覚だった

どれも、自分にとっては初めての経験・光景だったので、心の中でかなり混乱していたのは今でも覚えています。

他にも、大学の卒業式・入学式の取り止め、各種イベントの中止が相次ぎました。世の中の雰囲気がガラリと変わったのと同時に、そこまで自粛する必要があるのか疑問も抱きながら、発生から1か月間は過ごしていました。

 

ボランティア活動で復興の一員として

そして、テレビ・ラジオから絶え間なく流れる、被災地の現状を移した光景を見る度に、ある感情が芽生えてきました。

 

「何もぜずにはいられない。自分が行動を起こして、少しでも復興の手助けをしなければ。」

 

そう思うようになった結果、4月中旬ごろから、被災地やボランティアに関する情報収集をしていきました。5月になったときに、ここで人生初のボランティア活動に踏み切りました。

そして、2014年までの間に、青森・岩手・宮城・福島の各地を訪れました。がれきの撤去作業・支援物資の送付・漁師が使う道具の修復作業・震災孤児への教育支援などが中心でした。

当時は大学生だっため、暇さえあれば東北に行っていた感じでした。

 

仕事で防災を活かす

ボランティア活動では、さまざまな経験をさせていただきました。

そこでの学びを通して、一つ考えが思い浮かびました。

 

「どこかで同じことが起きるかも。防災知識を広く多くの人に伝えていこう」

その思いが強くなり、そして2011年夏に、“防災士”という資格を取得しました。

 

防災士とは
  • 平常時:防災意識・知識・技能を活かして、その啓発に当るほか、大災害に備えた避難訓練や、防災と救助等の技術の練磨などに取り組む。また、時には防災・救助計画の立案等にも参画。
  • 災害時:それぞれの所属する団体・企業や地域などの要請により避難や救助・救命、避難所の運営などにあたり、地域自治体など公的な組織やボランティアの人達と協働して活動。               (引用:ウィキペディア
ライター業の傍ら、2017年から防災訓練での講演を務めたり、被災現場に足を運び取材し、それらを広く伝える取り組みも行っています。  

特に若い世代を中心に普及していきたいのです

でも、防災と聞くと、

「暗い」 「重たい」 「ネガティブ」

 

こんな声ばかりです(泣)。たしかに命に直結するものだから、無理もないんですけどね。

でも、今年だけでも大阪での地震西日本豪雨など、至るところで起きています。もう年齢問わず、防災の知識を身に付ける時代に入ったと感じます。

特にこれからの若い世代を中心に、このブログを通して、防災を考えるきっかけを作っていきたいと考えております。

具体的には、

  • 堅苦しくない防災の基礎知識紹介
  • 非常食の意外な活用法
  • 災害経験者からのインタビュー

を計画しています。「防災を明るく、そして楽しく学ぶ」をコンセプトに、印象に残りやすい情報を発信していきたいと思います。(もちろん、そのほかのネタも発信しますよー)

 

 

ちょっと堅い感じでしたが、読んでいただきありがとうございました。

次回をお楽しみに!