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これまでの固定概念にとらわれない、新しい道しるべになる方法を紹介します

山口の温泉街を練り歩く~ハロウィンパレード~

10月も終わりに差し掛かり、そうなると、31日のハロウィンを思い浮かべる方も多いかと思います。報道では毎年、渋谷のスクランブル交差点で仮装した人であふれかえるのが恒例ですが・・・

 

「そもそも、ハロウィンの本当の意味ってなんだっけ??」

 

毎年そう感じてしまう自分がいます(笑)。気になったので調べたところ、

 

欧州の宗教的行事の一つで、先祖が帰ってくる日。日本でいうお盆に該当する。 ただし、日本のお盆と違うのは、先祖と一緒に悪魔や魔女を連れて、災いを起こす。 悪いものを追い払うという意味で、ハロウィンイベントが行われるようになったのがきっかけ。

だそうです。

 

それを確認する意味も込めて、10月27日㈯に山口県山口市湯田温泉に行きました。そこで行われたハロウィンパレードを取材しましたので、その模様をお伝えします。

 

湯田温泉について簡単に紹介

山陽新幹線新山口駅から、JR山口線乗り換えて20分弱したら、湯田温泉に到着します。大阪・広島から高速バスも運行されているので、アクセスはそれほど悪くないです。

江戸幕末には、坂本龍馬西郷隆盛らも滞在したことがある、歴史的にも有名な温泉です。

 

温泉街には、6か所の足湯があり、無料でどなたでも入ることができます。 足湯巡りをするのも楽しいかもしれません。

 

また、立ち寄るオススメスポットがありました。 和菓子屋『松田松栄堂』です。

ここで売られている和菓子で一押しなのが、「生外郎(ういろう)」です!

 

・・・はいっ!ここで「あれ?」っと思った方は多いのではないでしょうか。

外郎と聞いたら、名古屋の定番お土産を思い浮かんだと思います。いえいえ、山口の外郎もけっこう有名なのですよ。

形は正方形をしており、味も4種類販売されています。価格は140~170円ほどです。

個人的には、ラムレーズン入りの外郎がお気に入りです!

けっこう病みつきになる甘さで、どの世代にも受けいられる味です。手土産でどの場面にも合うお菓子だと思います。温泉巡りの合間に、ぜひお立ち寄りください。

 

住所 山口県山口市湯田温泉1丁目11-29
電話番号 083-922-1164
営業時間 10:30 - 20:00
定休日 毎週火曜日
駐車場 なし
Webサイト http://foodpia.geocities.jp/matsudashoeido/matsudashoeido.html

 

地元の地域団体が主催

そしてこの湯田温泉を舞台に、仮装した参加者によるハロウィンパレードが行われました。 このパレードを主催したのが、地域振興団体「ゆだもり」です。主に女性役員を中心に、地元住民や地域おこし隊員らで結成された団体です。  (Facebookページ:https://www.facebook.com/yudamorimori/

 

午後4時に、仮装した参加者が集まりました。魔女やミニオンズ、「ウォーリーを探せ」に出てくるキャラクターに仮装している方が多かった印象です。ざっと見て、100名ほど集まったように見えます。幼稚園~小学校低学年の子供と、その親がほとんどでした。

中には、こんな仮装姿も。

ティラノサウルス?まぁ、恐竜ということにしておきましょう(笑)。

ちなみに、中に入っているのは、外国人の方でした。

 

パレードの様子

そして、2列に分かれて動き始めます。 今回は、湯田温泉周辺の商店街の、小さな商店が並ぶ通りを中心にまわりました。  目的のお店の中に入ると、小さい子供たちが、店主からあめ玉などのお菓子をもらっていました。

こうして、約2時間かけて商店街を回りながら、パレードを楽しんでおられました。 子供だけではなく、大人の方々もカボチャや魔女の帽子をかぶって楽しんでいる光景が見られました。

 

マスコミは、渋谷のハロウィンを大々的に放送しているため、ハロウィンの本当の意味を感じ取りにくいと思います。

こうして参加してみると、改めてハロウィンの本当の意味を、感じ取れるいい機会となりました。こうしたハロウィンイベントが徐々に広まり、地域振興の一環として浸透していければと感じたところです。

 

ご覧いただき、ありがとうございました。 次回をお楽しみに!