鋸南町を応援! 手軽にできる支援できるスポット「道の駅 保田小学校」
昨年、台風が相次いで上陸し甚大な被害を及ぼしました。私の故郷千葉県も、9月9日未明に上陸した台風15号によって大規模停電が発生し、人々の生活に多大な影響を受けました。
あれから早4か月。被害が特にひどかった地域はどうなっているか確かめるため、1月4日(土)に千葉県鋸南町を訪れました。現在の鋸南町の様子や、手軽に復支援ができるスポット「道の駅保田小学校」を紹介していきます!
鋸南町の玄関口
鋸南町の玄関口は、JR内房線の保田駅になります。東京駅から行く場合2通りありますが、本数も多く移動しやすいルートはこちらです。
東京駅 →(総武快速線)→ 千葉駅 →(内房線)→ 木更津駅もしくは君津駅 →(内房線)→ 保田駅
というルートになります。木更津もしくは君津駅で一度乗り換える必要があります。1時間に1本東京駅から、内房線直通の快速電車が走っておりこれに乗ると乗り換え回数が減り、移動が少し楽になります。所要時間は、1時間30分前後となります。
保田駅に着きますと、駅の左手に観光案内所があり、鋸南町に関するパンフレットがたくさん置いてあります。駅前はこれといってお店は無く、のどかな雰囲気です。
駅を出て左方向に進みます。歩いて3分ほどで保田交差点に入ります。辺りを見渡すと、まだまだブルーシートに覆われた家がポツポツとあります。
道の駅保田小学校の様子
先ほどの交差点を左に曲がり、直進することおよそ5分、左側に学校らしき建物が見えます。それが今回紹介する「道の駅保田小学校」になります。
「道の駅 保田小学校」は、2015年にオープンした比較的新しいスポットです。校舎は2階建てとなっていて、1階部分に店舗が集中しているのが特徴です。1階にはカフェや食堂(中華料理屋3年B組)があります。一番の目玉がこの「きょなん楽市」です。
おもに千葉県にまつわるお土産商品(お菓子・酒類)や鋸南町で生産された野菜を多数販売しています。さらに、ここでしか買えない保田小学校オリジナルのクッキーなども販売されていて、たくさん買いたくなるお土産が盛りだくさんです!
さて、今度は2階に上がってみます。
校舎を再利用しているので、階段や廊下がどこか懐かしい雰囲気を感じます。
実は校舎の2階部分は、宿泊スペースになっています。学校に泊まれるなんて、心がウキウキする人も多いかもしれませんね。
さらに進みますと、屋外に出ることができそこでもお土産品が多数販売されいます。また、隅々には腰掛けられるスペースがあり、その椅子がなんと、
皆さんも子どものころに使ったことのある、学習机と椅子が置かれているのです。あの頃の記憶が蘇りそう(笑)
2階には宿泊所だけではなく、温泉も用意されています。疲れた体を癒すにはもってこいですね。
鋸南町の復興を担う重要な場所
今回訪れてみて思ったのは、この「道の駅 保田小学校」は、鋸南町の明るさを象徴するスポットだと実感しました。今回の台風15号で、鋸南町が一番被害を受けたという声も聞こえます。まだまだ暗い影を残している町内であっても、明るく元気に取り組む姿を見られ、復興のシンボルとなっているスポットが、ここだとすごく感じました。
町内の方にお話も伺ったのですが、まだ業者に修理に来てもらえない家も多く、来てもらうまで2~3か月待つ状態が続いてるとのことです。完全復旧まではまだ先になりそうですが、今回紹介した「道の駅 保田小学校」に足を運ぶのも、われわれ一般人が復興のサポートをできる1番簡単な方法ではないかと思います。
これから2月にかけて、菜の花が見頃をむかえますので、一足早い春を実感しに訪れてみてはいかかでしょうか!
- 道の駅 保田小学校
〒299-1902
営業時間:9:00~18:00(2月末までは17:00まで)
帰省のお土産にピッタリ!ちょっと変わった東京お土産~東京ばな奈のアイとサチ~
いよいよ待ちに待った年末年始も近づき、故郷に帰省する方も多いと思います。今回の年末年始はカレンダーの並びがよく、9連休という方もいるのではないでしょうか?
帰省するときに必ず持っていくものといえば、お土産を思い浮かべる方も多いはず。ほとんどの方は、東京からそれぞれの地元に帰省するというケースが大半かではないでしょうか。
東京土産の定番といえば「東京ばな奈」。千葉出身の私でも買ってしまうくらい、知名度は全国区であります。でも東京ばな奈は、種類がたくさんあることはご存知でしょうか?そこで今回は、定番のスポンジケーキではなく、クッキーに加工された東京ばな奈をご紹介します。
商品名「東京ばな奈アイとサチ」
その東京ばな奈のクッキータイプの商品名が「東京ばな奈のアイとサチ」です。
真ん中に可愛らしくあしらったバナナが描かれ、黒と黄色のギンガムチェック模様の包装紙となっています。箱を開けると、商品の由来が書かれた紙も一緒に入っています。
肝心の商品ですが、ホワイトチョコレートをサクッとしたクッキー生地でサンドされているのが特徴です。
ちなみにクッキー生地の表を見ると、バナナのイラストが描かれて可愛いらしい。
味はココアとミルクの2種類。2つの味どちらもホワイトチョコレートがサンドされています。
食べた感想ですが、
しっとりとした生地になっているので食べやすく、口の中でだんだんと溶けていくのが分かります。飲み込んだ後も口の中に、ホワイトチョコレートのちょうどいい甘さが残り、甘ったるくなく食べやすかったです。
個包装タイプなので、1人1人に配るのに適していますし、手も汚れることがないのでおすすめです!
東京ばな奈のアイとサチは、東京駅改札内のキヨスクや大丸東京本店ほか、羽田空港内のお土産屋各店で購入することができます。新幹線乗る前や、空港に向かう前に立ち寄って買ってみてはいかがでしょうか。
ローマ教皇広島訪問 ~訪問当時の様子を時系列で~
11月24日の日曜日、広島市内はいつもと違う日曜日を迎えました。報道等でご存知の通り、ローマ教皇フランシスコが23日から日本を訪れ、24日は原爆被爆地である長崎と広島を訪問するためです。ローマ教皇の訪問は、1981年以来38年ぶりということもあり、広島の多くの方が関心を寄せていました。
午後から大規模な交通規制
ローマ教皇が平和公園にて「平和のためのつどい」に出席しスピーチを行う関係で、周辺では大規模な交通規制が行われました。13時から、平和公園敷地内に入ることはできず、平和資料館も中に入ることが禁止されました。
18時になると、平和公園周辺の道路は、車も通れない状態に。
青色で示した部分が、車の通行ができない道路となっています。
警備員も道路の至るところに配置されていて、物々しい雰囲気に包まれていました。
ローマ教皇 平和公園に
18時過ぎると、平和公園周辺が慌ただしくなりました。上空にはヘリコプターが飛び回る音がしたり、平和公園近くの川周辺には多くの見物客が集まり始めました。
ローマ教皇を乗せた車が18時30分ごろに平和大通りを通過し、平和公園敷地内に入りました。
予定より20分ほど遅れて、「平和のためのつどい」が始まりました。
19時03分ごろには、原爆によって亡くなった方々へ、1分間黙祷が行われました。
19時05分ごろから、被爆者代表のあいさつがあり、19時13分ごろから、いよいよローマ教皇によるスピーチが始まりました。
ローマ教皇のスピーチ全文は、こちらのサイトからご覧になれます。
www3.nhk.or.jpより引用
沿道の様子ですが、その日は広島県の放送局が、ローマ教皇のスピーチの様子をインターネット中継をしていたため、スマホでスピーチの様子を見て聴いていました。
ローマ教皇のスピーチはおよそ12分間行われ、スピーチ終了後には、沿道にいた一部の方から拍手が起こりました。あらためて、広島という土地は、反戦意識・平和に対する思いが非常に強いことが見て取れました。
翌日に知ったのですが、スピーチ終了後は、湯崎英彦広島県知事と松井一実広島市長から、記念品がローマ教皇に贈呈したとのこと。そして車に乗り、平和公園を後にしました。
つどい終了後の平和公園
ローマ教皇が去って数分して、周辺部の交通規制が解除され、車も歩行者も通れるように。あっという間に、いつも通りの光景に戻りました。
また、この日だけ特別に、平和資料館を20時~22時まで開館する措置が取られました。
こうして広島は、夜遅くまで平和と核廃絶への祈りを捧げる一日となりました。直接ローマ教皇にお目にかかることができませんでしたが、平和に対する思い持っている方々と一緒になって、その場の雰囲気だけでも味わえて、とてもいい時間を過ごすことができました!
台風15号現地リポート~南房総・館山~
更新が滞ってしまいました・・・約9か月振りの投稿になります。
今月より掲載を再開いたしますので、懲りずご覧いただけましたら幸いです。
==================
ニュースでご存知の通り、9月9日未明に台風15号が千葉市付近に上陸・通過しました。その結果、千葉県の総面積の半分以上で、風による甚大な被害を受けたことはご存知かと思います。
特に房総半島の辺りでは、風による家屋の損壊、瓦屋根が吹き飛ぶなどの被害が出たのに加え、千葉県の約8割の市町村で停電が長期化するといった、これまで千葉県が経験したことのない自然災害に見舞われたものです。
筆者はの生まれは千葉県の船橋市。父はいすみ市大原、母は銚子市出身であったため、小さいころから旅行や祖父母の家に行くことが多く、千葉の環境をダイレクトに受けて育ったといっても過言ではありません。
そのため、今回の台風被害は、これまでの自然災害よりもショックは遥かに大きいものでした。現状を調べたくそして、これからできる支援策を考えていきたいと思い、南房総市と館山市に入って取材を行いました。その様子をお伝えします。
倒木が目立つ
最初は車で、南房総市を目指し走行しました。
しかし、目的地に向かう途中から、台風の被害を至るところで受けていました。
千葉市あたりまでは特に目立った被害は見受けられませんでした。日常と変わらない風景だと感じます。
市原市あたりに入ってからは、状況が一変。
木や電柱が斜めに倒れかけていたり、ビニールハウスの損壊を確認できました。
また「道の駅ふれあいパークきみつ」では、あちこちで倒木が。
鴨川市の国道410号線近くの山では、斜面一帯が倒木に覆われているのが遠くからでも確認できました。
目的地に着く前から、あちこちで木が倒れ、道を塞いでいる状況でした。
この一帯の道路は東京近郊とは異なり、片側交互通行や車1台がやっと通れる道路ばかりのため、大型車や自衛隊の車が入るのは困難を極めたのが現状です。
南房総市に入ると
最初の目的地、南房総市の旧白浜町(房総半島の最南端)に着きました。
駐車場に車を停めて辺りを歩いてみました。やはりこの一帯は、風の影響をモロに受けたのがハッキリと分かります。
観光名所「野島崎灯台」は、週末になれば関東各地から観光客が訪れるほど賑わうのですが、人影はまばらでした。また、灯台付近には5~6軒ほどの食堂があるのですが、すべてシャッターが降りていました。鮮魚店1店舗が営業しているのみです。
南房総も屋根が吹き飛んでしまった家屋が多く、家庭ごみ捨て場と思われる小屋が土台から吹き飛んでしまったところもありました。
その中で一番インパクトが大きかったのは、老舗旅館「紋屋」の被害でした。
「紋屋」の創業は大正8年(1919)で、創業当時はJR館山駅に構え、その後今の南房総白浜町に場所を移し営業をしていました。
部屋からは雄大な太平洋を一望することができ、宿泊客も多く訪れる有名な旅館でした。今回の台風により、2階部分の屋根がすべて吹き飛んでいたのです。
数々の家の屋根が吹き飛んだのは取材前からニュースですでに聞いていました。ところが現地に入ると、頑丈に作られている建物までが被害を受けている現実に、開いた口が塞がりませんでした。それだけとんでもない強烈な風が吹いていたことが、すごく伝わります。
南房総の取材で印象に残ったこと
建物の被害状況だけだはなく、現地の方にお話を伺いました。
「確かに建物の被害も大きく、支援物資も入るのが遅かった感は否めない」と話していました。
続いて、停電の状況についても話してくれました。そのときに、今回の台風被害を実感できるコメントを聞くことができました。
「停電は14日夜に、ようやく全域(白浜地区)で完全復旧した。電気が通った瞬間はもう嬉しすぎて、私も含めて家族全員で泣きながら喜んだよ~。しかも隣の家では、喜びながら踊り始めちゃったみたいで(笑)」
これだけ聞くと、ふざけているようにも聞こえるかもしれません。しかしこの住民の方のコメントは、普段私たちがどれだけ電気に依存した生活を送っているかを裏付ける、とても重みもあるコメントだと感じました。それだけ、生活するうえで電気は、切って切り離せるものではないということが分かります。
館山市も深刻
その後館山市内に入り、市南部の布良(めら)地区に入りました。
この地区は発災当初はなかなかマスコミの取材が入らず、被害がどれだけあるのかまったく分からない状況でした。
しかし、この地域も被害は相当なものでした。
とにかく尋常じゃない壊れ方をした家や小屋が、あちこちで見受けられました。「本当に風だけでこんな壊れ方したの?」といったものばかりでした。
この地区は、むしろ何も被害を受けていない家がないくらい、何からしらの損傷を受けた家がすごく目立ったのが印象的でした。同時に、こうした被害は氷山の一角に過ぎない、県内のあちこちで起こっていると思ったところです。
支援物資を届けに
あらかじめ、水2リットル×6本入りケースを3箱と、災害時に使える長期保存食(スイーツ系)を届けました。
地域住民の方が急きょ作った、支援物資の配布スペースがあり、そこに皆さんが物資を取りに来られていました。
取材で得たもの
今回の台風は、公助(行政からの支援)の面で不十分なところもあり、高齢者同士での助け合う必要があるためか、疲れている表情をしている方が多いと感じ取れました。これだけ停電が長期化すると、共助にも限界があると取材を通して一番感じたことです。
改めて、停電になった際の乗り切る方法を真剣に考える必要があると感じました。首から下げて使う小型扇風機を使って暑さをしのぐや、カセットコンロを一家に一台常備しておくなどなど、お金をあまりかけなくてもできる停電対策はあると思います。まだまだ時間はかかると思いますが、今こそ千葉県民が一致団結して、この困難を乗り切ってほしいと切に願うばかりです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
2019年 広島県イチ押しイベント紹介! ~今年ももりだくさん~
皆さんは2019年の一大行事で思い浮かぶのは、天皇陛下の退位、新天皇即位し新元号が始まることではないでしょうか?テレビや雑誌では「平成最後」という文字がやたら目にする聞く機会が多いはずです。
各地でも2019年は注目行事が目白押しです。ラグビーワールドカップ開催(9月)、新国立競技場完成(11月)など、政治・経済・スポーツ分野で注目を集めそうです。
広島県でも、多くの行事が開催される予定です。そこで、2019年に広島県で行われる行事・出来事について詳しく紹介していきたいと思います。※毎月ごとに紹介したかったのですが、なかったので飛ばし飛ばしになります・・・・
2月22日 サッカーJリーグ開幕
[caption id="attachment_231" align="alignnone" width="380"] 引用元:https://www.sanfrecce.co.jp/hometown/stadium/[/caption]
Jリーグ1部が、2月22日(金)に開催されます。昨年は優勝候補として熱い試合を見せたサンフレッチェ広島。惜しくも優勝を逃し、2位という結果となりました。毎年優勝するのでは?と注目を集めているだけ、今年もサンフレッチェの活躍に目が離せないでしょう!
3月29日 プロ野球開幕
広島を語るうえで欠かせないのが、やっぱりカープ!!去年は2位に5ゲーム以上差をつけてリーグ優勝!盛り上がりましたねぇ~。惜しくも福岡ソフトバンクホークスに敗れ日本一を逃しましたが、リーグ4連覇、そして日本一に向けて、今年も熱が冷めることがない試合になることでしょうね。
4月ごろ STU48「劇場専用船」完成予定
広島をはじめ、瀬藤内海を拠点に活動するアイドルグループSTU48。彼女たちのコンサートで、専用の船を使うことが昨年発表されました。その船が完成するのが、4月ごろとなると公式HPで発表なりました。
夏ごろからはその専用船を利用し、瀬戸内の海を航海しながら7つの港を回るツアーが企画されています。どんな企画になるか注目が集まりそうです。
4月19日 「FISE」開幕
なかなか聞きなれない単語ですが、自転車競技(BMX)などのお披露目大会となっています。昨年も行われ、約8万6千人の来場した、広島ではメジャーになりつつあるスポーツイベントです。
ボルダリングやブレイクダンスの披露もあるので、一味違ったスポーツを体感するのも、わくわくして面白いです!旧広島市民球場跡地で行われます。
詳細は、https://www.fisehiroshima.jp/からどうぞ!
4月26日 「日本妖怪博物館」オープン
広島県北部に位置する三次市に、日本妖怪博物館(三次けものミュージアム)がオープンします。実は三次市は江戸時代に稲生正令という方が、1か月ほど怪奇現象を見て体感し、その様子を「稲生物怪録」を執筆したところから、妖怪の町として知られるようになりました。
現在でも妖怪をテーマに町おこしが行われていて、このたび、妖怪に関する展示物が飾られる博物館がオープンするに至ったわけです。妖怪マニアな方にはたまらないスポットになるかも?
詳細:https://www.city.miyoshi.hiroshima.jp/kyoten_m/sanka_2_3.html
11月ごろ ローマ法王 来広
昨年12月に、ローマ法王が広島と長崎を訪れることが明らかになりました。まだ詳しい日程は決まっていませんが、もし実現しましたら、1981年以来38年ぶりとなります。平和信仰への想いが強いローマ法王は、広島に訪れるてどんな発言をするか注目が集まりそうです。
そのほかにも、参議院選挙や消費税10パーセントなどまだまだありますが、広島を賑わすイベントが目白押しです。今年は天皇陛下退位の関係で10連休取れることもあり、観光で訪れる人が多いと予想されます(ちなみに、2月・7月・8月・9月・10月・11月は3連休あり!)。
2019年はぜひ、広島でいい思い出をつくってみるのもありかもしれません!ぜひ広島の隠された魅力を見つけてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。